おうちに帰るまでがxxxxxです

あれもこれもしたい人生 果たして無事帰れるのか

フランス大使館へビザの申請に行く話(前編)

おはようございます。

自分の生命線の短さに一抹の不安を覚える汐です。

ちなみに左手は百握り。

 

 

 

前回まででようやく必要書類は揃いましたね。

随分と前に申請予約もしてあります。

 

予約した時の予約表は印刷した?

申請書類チェックリストの全てにレ点チェック入った?

 

忘れ物ない?

ハンカチ持った?

ティッシュは?

 

では、いざ、ビザの申請へ!

今回なかなか大ボケかましてます。

 

 

フランス大使館があるのは東京です。

東京に行くのに使う交通手段はもっぱら夜行バス。

今回ももちろん、夜行バスを使いました。

 

新宿駅に着いたのは朝5時。

 

毎度のことなんですが、なんかこう……もうちょっと良い時間帯に到着する便を作った方が良いと思います。

しかし新宿に明朝到着するのは、もう慣れっこ。

 

どうにか時間を潰して、予約していた10時半になるのを待ちます。

 

そう言えば証明写真を貼ってなかったことを思い出して、24時間営業万歳!なマックで証明写真を貼ることにします。

パスポートで使った証明写真。

 

……背景青色じゃないですかこれ。

 

ビザの申請に必要な写真は、背景白色と指定があります。
サイズ一緒だから使いまわそうと思ってた私の馬鹿。


幸いにも新宿駅構内には、証明写真を撮る場所が腐るほどある。

 

思いも寄らない800円の出費。

 

そしてさらにその証明写真を切って貼るために、コンビニでハサミとノリを買う。

 

500円くらいの出費。

本当に最後までドタバタのギリギリ!
コンビニ探してる時に、裏がシールになってる証明写真とかいうの見つけたし!

学習能力がないんでしょうか(ないんでしょうね)

 

 

もう一度、今度こそ必要書類に抜け漏れがないのか確認をして、大使館へ。

 

新宿駅からは乗り換え一回、30分弱で到着した広尾駅。

そこからグーグル先生の案内で大使館まで歩きます。

地上に出るとそこはかとなくおしゃれ。

歩いて一本路地に入ると、オープンカフェでおしゃべりする外国人の人々。

 

……海外かここは。

 

広尾駅周辺はとてもオシャレでした。

グーグル先生の指示通り歩くこと、十数分。

 

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フランス大使館!

 

到着したのは10時。私の予約票には10時半の文字。

「ビザの申請→」と、ご丁寧に張り紙がされている入り口で、ぼんやり突っ立って待つ。

 そうしてる間にも一人また一人と入り口をくぐっていく。

 

これ全員ワーホリ行く人?

 

と、思ったけど何もビザはワーホリだけじゃないよね。学生とか。

そしてようやく、10時半ぴったりに入り口の前に立つ私。

中のセキュリティのお姉さんが入り口を開けてくれる。

 

このお姉さんがとても美人で可愛いかった。

 

プリントアウトしていた予約票を出すと、何やら手元の紙と照らし合わせてチェックをされる。

入った時間を記入された。

 

10:30

 

私と同じ10時半に予約した人たちはみんな、10:09とか10:14とか書いてある。

 

あっ、10時半の予約って10時から10時半受付なの?

 

どうやら私は無駄に入り口で突っ立ってた上に受付ギリギリという……

勘違いしてたんだごめんよ……

と、心の中で謝罪。

 

簡単な手荷物の検査と、空港によくある金属探知機を通ってセキュリティチェック終了。

証明写真切るのにハサミ買ってたからヒヤヒヤしたけど、手荷物検査がザルで何も言われなかった。

手荷物は金属探知機通さないらしい。

 

それでいいのかフランス大使館。

 

何はともあれようやく中へ入る。

私の前には待ってる人が4人。

3つある窓口に3人。

 

そして、証明写真機とハサミとボールペンがたくさんある。

 

買わなくてもここにあるんかーい。


窓口の人たちは喋る時にマイクを通して喋る。
静かな空間に普通に窓口の人たちの声が響く。

「この住民票はうんぬんかんぬん……」

 

「いつからフランスに入国うんぬんかんぬん……」

何を聞かれているのか筒抜けである。

まじか、緊張する。

 

ちなみに私が行った時は窓口1、2、3にフランス人男性、ベテランの女性、物静かな女性、という人選。

物静かな女性はマイクの声があまりこっちまで聞こえないけど、ベテラン女性は物腰柔らかなんだけどガンガン質問内容が聞こえる。

そしてフランス人男性も同じく、しかしこちらは陽気である。

 

人間観察に精を出してると、唐突に名前を呼ばれていそいそベテラン女性の窓口へ。

ちなみにすごく足音が響く。音響ホール並みのフランス大使館。

 

 

お姉さま「なんのビザの申請?」

 

私「なんの……あっ、ワーキング?ホリデー、です」

 

 

椅子に座るのかしら、と悩んでいたら突然の質問で挙動不審になる。

 

 

お姉さま「じゃあ後ろでちょっと待ってて」

 

 

まだなんかーい!

 

心の中でツッコんでまた後ろに退がる。

私の後にも何人か名前を呼ばれて、ワーキングホリデーと答えた人たちは全員一旦さげられる。

どんな基準かはよく分からないけど、たぶんすぐに済む用事の人たちが先に窓口でなんやかんやする。

 

再び名前を呼ばれて、今度は物静かな女性の窓口。

 

 

お姉さん「なんのビザの申請?」

 

私「ワーキングホリデーです」

 

お姉さん「ワーキングホリデーね。じゃあ書類出して」

 

 

ようやくスタート!